Rick Rock Shape リック‧ロック シェイプ
ROCK IT STUB WING ロック‧イット‧スタッブ‧ウイング
今年の台風シーズン9月〜10月に大活躍してくれた「ロック‧イット‧スタッブ‧ウイング」台風シーズンの吉佐美エリアはビーチの地形が良く、台風からの南のウネリが入ると、どこも最高のブレイクをみせてました!9月から10月までの2ヶ月間はコンスタントに波は続き、ここ数年で最高のシーズンだったといえます。
いっぽう7月〜8月は、毎日ヒザ前後の小波しかブレイクしていませんでした。乗るボードは必然的にノーズの幅の広い”ミニシモンズ””ブレット”を選択していました。台風の波が入りだすと波のパワーは増し、ブレイクは掘れ上がりラウンドノーズでは太刀打ちできなくなりました。
そこで活躍してくれたのがこの「ロック‧イット‧スタッブ‧ウイング」!
しばらくの間、ラウンドノーズのボードばかり乗っていたのでショートボードの尖ったノーズとの違いをはっきりと感じたのです。
ラウンドノーズと尖ったノーズとの違い
■尖ったノーズはラウンドノーズに比べテイクオフ時にノーズが波に当たる面積が少ないので、掘れた力のある波では尖ったノーズのほうが滑り出しが早くストレートに素早くボードは走り出す。
■掘れた波のボトムターンでは尖った方はノーズエリアの幅が少ないのでターン時のノーズの引っかかりがなくターンがシャープに感じます。
■トップの掘れたセクションでのリップとトップターンでは、尖った方がノーズが軽く!速く!鋭くボードが返せる!
連続写真をご覧ください!
テイクオフ編:掘れ掘れの波にパドルを開始
急激な斜面の波に思い切って突っ込みます!
ノーズがすっきりとしているので走り出しが速いのを実感。
ボトムへ落ちるようにテイクオフ!
ボードはスピーディーに波の斜面を降りてテイクオフをメイク。ボトムへ向いターンを開始!
ショルダーではチューブが巻き巻き!スッキリとしたノーズがターンを軽快に。
掘れた力のある波では尖ったノーズはスピーディーに波を切る印象!
オフ‧ザ‧リップ編:リップするポジションをみつけて深いボトムターンを開始!掘れた波は力強いので、しっかりとボードへ体重をのせてボトムでためる!
トップを目がけてテールを踏み込む。
ノーズが細いので切れのあるスピーディーなターンに成功!
ノーズエリアが波に引っかかっていないことに注目。
ターンの反発でボードは一気に波のトップへ向います!
体の力を抜いて〜
トップで〜
テールを一気に蹴り込む!
波のトップ側のサイドフィンが抜けていることに注目!
このフィンを抜くのが鋭いオフザリップを成功させるポイント。
ノーズ幅が細くて軽いので素早くボードは返る!
どうですかロック‧イット‧スタッブ‧ウイング?
ボードのスピード感が伝わりましたでしょうか?
もちろん小さい波でもボードは調子いいですが、掘れた波や大きい波ではその威力を遺憾なく発揮してくれます。まさにオールランダーモデル!
このボードにはFuture finフューチャーフィン「ジョディー‧スミス‧モデル/M」を装着しています。
このフィンは”ベースが広く””テップが細い”ことが特徴的。この組み合わせはボトムでのドライブターンとトップターンの軽い返しを容易にしてくれます!またフィンの重量が軽いのでライディング中にテールが軽く感じ、軽快なターンを実感するはずです!脚力が弱い方、体重の軽い方には「Sサイズ」をお勧めします。[button variation=”blue” link=”https://realsurf.jp/shop/products/detail.php?product_id=201″ size=”small”] ジョディー‧スミス‧シグネーチャーフィンの詳細はこちら [/button]
次回ロック‧イット‧スタッブ‧ウイング/パート2では、テールエリアについてご説明します!
[button variation=”blue” link=”https://realsurf.jp/2013/12/09/21266″ size=”small”] パート2はこちら [/button]