NARAI SURFBOARDSとは?
私はアマチュア時代に全日本ジュニアチャンプなどの戦歴を残し、プロ転向後は日本と世界の大会に積極的に参戦し好成績を残すと共に 海外のビックウェーブをライドすることでたくさんの貴重な経験を蓄積してきました。(プロフィールの詳細はこちら) 現役コンペティターの時は日本のサーフボードメーカーと契約を交わし世界中の有名シェーパーのボードに乗ってきました。 パットローソン、モーリスコール、ジェフブッシュマン、TOKORO,CHILLIなどの著名なボードを乗りこなす中でそれぞれのボードの特性を学び サーフボードのデザインについて深く考えるようになりました。ボードのデザインを考えて乗りこなしていく過程で『いつかは自分のサーフボードブランドを持ちたい』と考えるようになります。
1995年、地元伊豆でリアルサーフショップをオープンさせ2001年にはオリジナルブランドナライ サーフボードをリリースしました。 伊豆から自分が納得する素晴らしいサーフボードをたくさんのサーファーに紹介したいと思ったことがブランドを立ち上げる切っ掛けとなりました。(鈴木直人)
ナライの意味とは?
ブランドを立ち上げる前、ボードの名前を何にしようか考えました。1ヶ月間アメリカのサーフィン雑誌を読みあさり”かっこいい英語の文字”を探しました。 特許商標と照らし合わせると自分が良いと思った文字はすでに商標に登録されていて使用できませんでした。 ふと我に返り「自分は日本人、英語にこだわる必要はない」と思い『日本語の文字が良い』と考え始めました。 地元伊豆に因んだ名前がいいなと文字を思い浮かべると「ナライ」がすぐに出てきました。ナライとは北東の風を指します。
伊豆の漁師、釣り人は北東の風が吹くと「今日はナライの風だ」と言います。このナライの風は太平洋側から低気圧や台風が近づいてくる時に吹き出す風です。 この風が吹き始めると伊豆のサーファー達は、いつから波が上がりだすのかとワクワクした気持ちになりテンションを上げていきます。 このワクワクした気持ちを持ち続けるサーフボードブランドにしたいと考えナライ サーフボードと命名したのです。ディケールのデザインは日本の伝統美を意識し筆字にしています。
シェーパー
NDS / Naoto Design Shape
自分の理想とするサーフボードを作るために2003年にハワイ:ノースショアへ渡り著名シェイパー「Jeff Bushman」の下でサーフボードシェイプの基礎を学びました。日本へ戻ったのち以前からライダーとしてお世話になっていたROCK DANCE SURFBOARDSのメインシェイパー「松本光二氏」からサーフボードデザイン、アウトラインデザインを学びます。ライダー達によるテストライドを繰り返しフィードバックを受けることでボードデザインを進化させることができました。伊豆のビーチブレイクからリーフブレイクをテストすることであらゆるコンディションに適したボード作りを心がけています。
ライダー達の活躍
私は日本全国そして海外に積極的に足を運び数多くの波の経験を積みカメラマンの被写体としてショットを残してきました。 いつも海外では日本人のサーファーとして世界のサーファーと同じ舞台で同じレベルでサーフィンが出来るんだということを強くアピールしてきました。 その私のサーフィンの情熱を受け継いで欲しいと地元のサーファーをライダーに迎えました。
大沼潤一は西日本サーフィン選手権大会 マスタークラス 優勝。 鈴木章浩は西日本サーフィン選手権 メンクラス優勝,全日本級別選手権 2ndクラス 優勝。鈴木祐介は全日本級別サーフィン選手権大会 セカンドクラス(2級)4位, そして地元の大会で数えきれないほどの優勝を手にしA,S,Iサーキット 年間ランキングスペシャルクラス 3年連続優勝という快挙を成し遂げました。 2010年には田中海喜が日本プロサーフィン連盟のプロ資格を取得し活躍しています。
ライダー達の活躍と彼らのボードのフィードバックを受けることでナライサーフボードは進化し洗練されたボードデザインを構築しているのです。(鈴木直人)
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