retro twin fin 体験レポート BY 塩谷祐一さん

  • 34歳
  • 出身地 伊豆
  • ホームポイント 入田浜
  • ツインフィンボードサイズ 5’7″×21 3/16 ×7 1/2 (171cm × 53.8cm × 6.3cm)
    5’10″×20 1/2×2 3/8(169cm × 52.1cm × 6.0cm)
    Shaped by Rick Rock

塩谷祐一さんツインフィンに乗った理由

家庭と仕事を抱え、限られた時間の中での週末のサーフィンライフ。更に年齢と共に比例する様に増してきたウエイト、、。若い時に出ていたコンテストに執着する事も無くなり、 がむしゃらにサーフィンしていた頃の体力、気力を維持する事さえ難しくなり、サーフィンををただ単純に楽しみたいと考える様になりました。 その為、これからのボードセレクトに私は非常に悩んでいました。
その選択枠の一つにツインフィンがあったのですが、私はリアルタイムでツインを知らない世代なので、 最初にツインを見た時、そのボリュームとアウトラインそしてフィンが2つしか付いていない事で違和感があり、自分のイメージするサーフィンが出来ないだろうと思い込んでいました。
しかし、直人プロのボードを試乗するチャンスがあり実際に乗ってみると、私の思っていた最初のイメージは見事に崩れ、ファーストライド1本目からツインに惚れ込み、その日のうちにオーダーしてしまいました!! 私の求めていたこれからのサーフィンライフにピッタリのボードを見つける事が出来たのです。今ではサーフィンが楽しくて仕方が無かった、あの若い時と同じ感覚でサーフィンと向き合う事が出来たのが、 本当に良かったです。

ツインフィンの魅力

なんと言っても重い私のウェイトをカバーしてくれるテイクオフの早さ、そして今まで乗っていたトライとは全く違う波を走るスピード感です!! ツインはテイクオフが早いため、立つ前後に少しだけ余裕が持てます。 その余裕が気持ちにも反映されて、海の中でもゆっくりとした気持ちでリラックス出来る様になりました。そして波の取り合いのストレスが少しだけ軽滅されたのは、 この余裕から出来たと言うことが最近の新しい発見です。
乗り心地も今迄のトライで求めてきたドライブ感にクルージング感が加わり、動きもトライとまた違う感覚を私に与え続けてくれます。 繰り返し乗り込んでいくうちに私はすっかりツインの虜になり今ではセカンドボードで作ったつもりがメインボードになってしまいました<笑>
現在トライショートは全く乗らなくなってしまいました。更に5’7″と5’10″の二本のツインを所有してその日、その時の気分でボードをセレクトしてサーフィンを楽しんでいます。 ツインは波のコンディションを選ばず、限られた時間の中でしかサーフィンできない私を、どんな波でも必ず楽しませてくれます。ツイン最高!!