このセッションにはたくさんの日本人プロサーファーがセッションしていました。
田中英義プロ、善家尚史プロ、堀口真平プロなどの若手プロが良いセットを掴んでクリティカルポジション(最も波の掘れたところ)にボードを当て込んでオフザリップをメイクしていました。ライディングのスピードもあります。
それは世界の選手にも十分通用するほどの実力です、しかし、、、
エアリアルになると話しは別です。
ヤンディ‧ニコルのエアリアルは”ポジション””スピード””高さ””空中回転の速さ””しなやかな着水”すべてがスムース!!
世界最高峰のサーファーはエアリアルのテクニックでは日本人のサーファーと雲泥の差があるのです。。。あまりにも差がありすぎる。それが率直な感想です。
では、どうしたら世界基準のエアリアルが出来るようになるのか?
自分の経験から考えてみました。。
- エアリアルのテクニックの動作は、スケートボードのランページからのエアーと同じ。カリフォルニア、ハワイにはスケートボードパークがたくさん点在しているのでそこでエアリアルのムーブが実践出来ているのではないかと思うのです。
- アメリカの家の庭には、トランポリンが置いてあります。私が訪れた知人の家のほとんどにトランポリンがありました。(裕福な家庭でしたが、、)トランポリンを使いジャンプ、前転、バク転などの飛び技を実践していました。
アンディーアイアン、ブルースアイアンの幼少期のビデオにもトランポリンで飛んだり、跳ねたり、バク転したりする姿が映し出されていたなぁ〜。
スノーボーダーの選手が雪のない時期にトランポリンを使ってエアリアルの練習をしてる映像を見たことがある、、、。
こうした幼少期からの環境があるからこそ、エアリアルを実践出来るのではないかと思うのです。
アメリカの幼少期からの環境やバックボーンが最先端のテクニックを生み出している!!
現在のコンペシーンでは、エアリアルが最も高得点を得るテクニックです。高いエアーをメイク出来る選手が大会を制すると言われています。
これから日本を代表して世界に参戦することを夢見る若手コンペティターはぜひ実践してください!!そして彼らを支える親御さんも環境を整えてあげてください!!
ガンバレ日本人サーファー!!