時間が経つにつれて波が落ち着き始めてセット間隔が長くなってきた、、、。そろそろ1本のって上がろうと思っていた時、沖合が黒く盛り上がるような大きな波が見えた。
急いで沖へパドルした。
回りには誰もいない、、、。
大きなピークが目の前に現れる。
厚みのある力強い波は、強いオフショアに吹かれて切り立っていた。
いつもより真剣に、そして力強くパドルする、、、。
ボードとからだが一体となって波のトップから落ちていく、、、。
ボトムへ降りるとツルツルの波のフェイスがずっと先まで続いていた。
トップをスライスするようにスラッシュを決める。先を見ると大きく掘れ上がるセクションが見えた!!
上半身を屈めて波のカールにもぐり込む。
巻き上がる波のフェイスにレールをセットした。あとは突き進むだけ、、、。
スッポリと包まれたチューブの中はまさに”GREEN ROOM”!!波のスピード、リップの落ちてくるタイミング、ボードのスピード、すべてのタイミングが重なり合う最高の瞬間。
こんなに長くチューブの中を走れるポイントは、この”東海岸のポイント”しか見当たらない。
またいつ立つか分からない伝説のブレイク。
こんな良い波に乗れることを夢見てサーフし続ける。。。
みなさんも『天気図』を解読し『自分自身の経験と感』を頼りに『アンテナ』を張り巡らして、いい波に巡り会ってください!!
I wish you get to catch some good waves this year !!
2011年、皆さんがたくさんの良い波に出会えることを願っています!! by Naoto Suzuki
Photos T,Mizuguchi