ボード試乗会パート2

先週行われた『ボード試乗会』の模様をお伝えします。パート2はロングボード、ミニロング、フィンレスボードの人気ボードの紹介です。リアルサーフはショートボードのイメージが強いですが、ひそかにロングを楽しむ方が増え続けています。人気は『Wegener surfboardsウェグナー‧サーフボード』!!
シェーパーのジョン‧ウェグナーは、『Bing』『ハップ‧ジェイコブス』 の元でシェープの技術を学び、現在も彼らとリレーションシップをとりシェープの技術を向上させています。長年のシェープの技術は匠の域に達しています。

 

 

 

 

 

 

 

ロングはノーズライドが容易に決めれるようにノーズ幅を最大限に広げ、ボトムにはコンケーブが施されています。テール幅は狭いのでピポットターンも軽快に決まるボードです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ミニロングは8’0″(2m44cm)〜7’6″(2m28cm)のボードの長さ。よく『ファンボードとどう違うのですか?』と質問されますが、大きな違いは幅と厚さ、そしてノーズ幅の広さです。簡単に言えば『ロングの縮小版』です。ロングに比べ『コントロール性能が良く』『ノーズライド』も出来る事が最大の利点!!僕の場合はジョンに『ボードの厚みを極限に薄くして!!』とリクエストを出しました。
その結果テールの厚みが超薄くし上がり、ターン時のテールの沈み込みが楽に出来て切れのあるスムースなターンに成功しました!!特にバックハンドのカットバックはとてもスムースです!!試乗会の時もたくさんの方が試していました。

 

 

 

番外編は、フィンレスサーフボードです。ウッドボード『アライア』の進化版と言えるこのボードは『Bluegillブルーギル』というモデル名です。テイクオフはフィッシュボードと同じくらい早く、テールには小さなヒレがついているのでテールのスライドを防ぎます。

『このボードのどこが面白いの?』と聞かれます。

  • 特徴1)ボトムにフィンが付いていないのでフィンの抵抗感が無くなり、波の上をスムースにスピーディーに走ることが出来ます。
  • 特徴2)ボトムの小さなヒレが波の力を捉え、ターンを可能にします。
  • 特徴3)カットバック時のテールスライドが面白いように決まる。

試乗会では『テールがスライドしない』『凄いスピードが出る』『テイクオフが早い』などのコメントを頂きました。

試乗会は『みんなでいろいろな種類のボードに乗って語り合おう!!』というノリです。たくさんのボードに乗って、それぞれの良いところを見いだし自分のスタイルに合ったボードを見つけてください!!試乗会の後は、みんなでボードの感想を熱く語り合いました。また、秋に開催予定ですので今回参加されなかった方は次回はぜひご参加ください!!