フィンレスボード”Vortex”パート3

“VORTEX”についてたくさんの方から問い合わせを頂きました。あるシェーパーやファクトリーマン、お客さんから『リックがシェープしたフィンの無いボードは、もう乗りました?』『どんな感じなんですかね?』など、みなさん”VORTEX”にとても興味がある様でした。いい波でテストしないとボードの性能は分からないので波を待ち続けたました。

当日は絶好のテスト日和!!
何本か波に乗り”VORTEX”にも馴れてきたその時、レギュラーのいい波が入ってきました!!セットのその波は力強く掘れ上がっていました。パドルを開始して波の斜面を下り出すとグングンと波のフェイスが張り出してきました。『フィンがないからスライドする〜!!』と思いきやフェイスにしっかりとレールを入れるとボードはスライドを起すどころか安定して凄いスピードで直進し始めました!! チューブが巻きそうだったのでストール(手を波のフェイスに入れてボードのスピードを止める事)をしたがボードのスピードが凄すぎて止める事は出来ませんでした。チューブには入れなかったが、掘れた波のフェイスを滑走するスピード感覚はとても素晴しかった!!

でも写真を見るととても不思議だ、、、フィンが無いのにテールがスライドしない、、、両サイドに突き出たボトムのウイングがしっかりと波をつかまえてスライドを押さえているのだろう。計算されたボードデザインに思わず感動してしまう。興奮冷めやらぬ間に、早速、Rick Rock博士にメール報告すると『Wow! I am stoked!』と返信されてきた。そして『I made another concept board for the、、、、』また博士は新しいフィンレスコンセプトボードを考えついたようです。次回、そのコンセプトボードを公開します!!