両方向Surf可能ボードとEuropeの事。


ちょっと写りが悪くてすいませんが、Rickのところで面白い記事を見つけたので、ご紹介します。

この記事はかなり前(多分、もう10年位になると思うんですが)にSurfingという雑誌に載った記事なのですが、Rickが開発した両方向へのSurfが可能なサーフボードのコンセプトです。僕も面白いな、と思って読んだので、覚えています。
Noseの部分にもFinが1Set付けられています。そしてこのFinは特殊な機構のBoxにつけられていて、通常のRidingでは邪魔にならない様に工夫されています。Airをして着水した時、あるいはこの様にCut Backしてから、前になっているのがNoseでもTailでもそのままRidingが続行できるというものでした。
この板をRideして、紹介しているのは皆さんご存知のShea Lopezです。今はWCTをRetireしてしまいましたが、先週日本で行われたWQSには行っていたみたいですね。弟のCory Lopezも去年WCTからRetireしましたが、やっぱりWQSに出ています。二人とも素晴らしいSurferなので、やっぱりまだRetireには早いんですね。

最近はどんどん若い人が出てきてますが、もと世界ChampのSunny Garciaも再度Qualifyすべく、WQSを回っていますし、今年のToruは面白くなりそうです。
そういえば、最近のEuropeは凄く力をつけていて、特にFranceは凄い。既にWCTに一人入ってますし、Tom Currenの娘さんのMarie CurrenもUSA OpenでSemi Finalまで行ってましたよ。(”おじさん”にあたるJoe Currenと”おばあさん’にあたるTomとJoeのお母さんとの3人Shotをご紹介しておきます。)
Marieは18歳で、既にEuropian Championだそうです。TomみたいなCurvingを見せていました。彼女も世界Champになるのでしょうか?

US Openの優勝は、CaliforniaのNathan Curranでしたが、2位はやっぱりフランス人。 Quarterで地元Huntington BeachのBrett Simpsonを負かし、地元の期待を潰してくれてました。でも、PowerのあるSurfingをしてたし、とにかく運がついてた。
運を呼び込む事もCompetitorの力ですからね。
早く日本からもWCTに選手を送り込める事を祈ってます!

それはそうと、この板、2年ほど前の展示会でもProto Typeを出してました。誰か、オーダーしてみませんか?