『伊豆の伝説の波』パート1

伊豆のサーファーが待ち望む波がある。それは数年に1度しか立たない伝説の波。。。

そのパワフルなブレイクは長いチューブライディングが出来る『夢のような波』。。。リップ、カットバック、トップターンetc,,,すべての技が思い通りに決まる『理想のブレイク』。。。

昨年12月初旬その幻のブレイクがついに出現した!!!

 

ローカルTくんから電話が入り『東海岸のポイント!!久々にいい波ですよ!!』と連絡を受けて急いで東海岸のポイントへ!!

ゆるいオフショアに吹かれ波の面はツルツルにシェープされ、波はブルーに輝いている。

そしてセットが入ると右側から掘れ上がったレギュラーの波が力強くブレイクしていた!!

急いで着替えて沖へパドルアウト!!波の力は予想以上に強くゲットがハードで沖へ出るのにひと苦労だった。

 

沖へ出ると伊豆のローカルがピークに集まっていた。みんなにあいさつを済ませてショルダーのポジションへ移動する。ここで躍起になってピークにポジションを陣取ると波争いになるのでひとまず様子を見るのが得策!!

みんなセットを捕まえて気持ち良さそうに波に乗っていく。。。ワァ〜いい波。。。

あっ!!ライダーの鈴木章浩だ!!いいリップしてる!

章浩が沖へ戻ってくると『いい波ですよ!!さっきいいチューブに入りましたよ!!最高です!!』ニッコニコでピークへ戻って行った。

みんなのライディングに見とれてしまった、、、。セットの間隔、波のサイズ、ポジションを確かめているうちに30分以上も時間が過ぎてしまった。まだ1本も乗っていない。

焦る気持ちもあったけど必ず波は来ると信じて辛抱強く待つ事に。。。

大抵の場合、ほとんどの人はインサイドにポジションを移して小さめの波に手を出してしまう。。。そして沖を見ると大きなセットが来て『喰らって』「揉まれて』終了。。。このパターンだけにはハマりたくない。。。

ミディアムサイズのセットがキタ〜!!

波に力があるからボードはスピーディーに走る。

 

大きなフェイスにゆっくりとレールを入れてカーブィング!!

 

エグリ込むようにボードを返す!!

 

波のサイズがあるときはスムースに流れるようにボードをコントロールする!!

沖へ戻るとまたセットが入った!!

クリティカル•ポジションを見つけてオフザリップ!!

 

スピードがついているからボードが弾けるように返ってくる!! そしてスプレーも大きく飛ぶ!!

 

掘れてくる波に巻き上げられないように重心を落として安定をはかる。

今回使用したボードは、Rick Rock Shape『R-Type Composite 2ブラックカーボンレール』。

ボードスペック 5’11″(180cm)×幅47cm×厚さ5.6cm


EPSフォームの上にPUホワイトシートをデッキ&ボトムに装着して、レールの両サイドにブラックカーボンを巻きエポキシ樹脂でラミネートしたスペシャルボード!!ボードは軽く、センターストリンガーがないのでボードは良くしなる。ブラックカーボンがこの『ボードのしなり』に反発して伸びのあるターンを実現させる最新テクノロジーサーフボード!!ボードは軽いので体重を乗せるだけでスムースに走る。ボードを『叩いたり』『しごいたり』する必要は一切なし!!ライディングのラインを崩さずにスムースで美しいラインを描くことが出来るボードです!!>>>『ブラックカーボンレール』の詳細はこちら>>>

パドルアウトしていると章浩がいい波を捕らえた!!

章浩の得意技はオフザリップ!!スナップの効いたトップアクションは力強く、切れがある!!

章浩が今回使用したボードは直人シェープ。

ボードスペック 6’0″(183cm)×幅47cm×厚さ5.4cm

章浩のライディングスタイルは素早いトップアクションが特徴的。章浩のボードはテールのエンドロッカーを強くしてテール幅を細身にすることで軽く、素早くボードを返すことが出来るようにデザイン&シェープしている。

波が掘れてキタ〜!!チューブかっ?!


波のカールの中に身を屈め、波のフェイスを一気に走り抜ける!!

ブルーな波の色、ゆるいオフショアの風、クリーンな波のフェイス、、、すべての条件が整ったコンディションは年に数回しか無い。。。ウネリの方向、タイドを予測してポイントを定め行動する。。。このとき、この瞬間に波に乗れること。。。それがサーファーにとっての最高の喜び!!

次回パート2は、『オフザリップ』『カットバック』写真特集を掲載します!!

>>>パート2はこちら>>>